夏になるとよくご質問を受けるのが、飲む日焼け止めについて。

一番多いのは、日焼け止めサプリを飲んだら、日焼け止めは塗らなくて良いですか?というご質問。意外と多くの方が、日焼け止めを塗ることが面倒だと感じているみたいですね。

そもそも、塗る日焼け止めと、飲む日焼け止めは目的が違うことをご存知ですか?

塗る日焼け止めの役目

塗る日焼け止めにはSPFとPAという表記があるのを、みなさん見たことがあるかと思います。これは、それぞれの紫外線防止効果を表す数字。簡単に言うと、SPFは肌に赤みや炎症を起こさせて、シミを作りやすくしてしまう紫外線B派をカットする数字のこと。数字が大きいほど、抑制効果があります。目安にされているのは、20分。人の肌は、何もつけていないと約20分で、紫外線B派の影響を受けて赤くなると言われているのです。なので、例えばSPF50という数字なら、20分 x 50倍 =1000分(16時間)は、紫外線ダメージを防いでくれる。。。というように計算されます。

PAは紫外線A派を防いでくれる数字で、+で表します。紫外線A派は、肌の内部に届いてしまう紫外線なので、肌のDNAを傷つけ、しわやたるみの原因になります。(詳しく知りたい方は、「究極のエイジングケアはたった2つだけ」のコラムを読んでみてくださいね)お肌の表面からダメージを与えるUVーBと、肌の内部にダメージを与えるUVーA。この2種類の紫外線からお肌を守ってくれるのが、塗る日焼け止めの役目なのです。

飲む日焼け止めの役目

飲む日焼け止めには、物理的に紫外線をカットしてくれる効果はほとんどありません。では何をしてくれるのかというと、紫外線によって起きるダメージを体の中からケアしてくれるのです。私自身は、この「飲む日焼け止め」というネーミングは、まるで飲んだら日焼け防止できると誤解されてしまうので、あまりよくないな〜と思っています。飲む日焼けケアとかの方が、分かりやすいのに。。。

では、体の中からどんなケアをしてくれるのか。。まず1番多いのが、活性酸素を軽減してくれる成分が配合されたもの。日焼けすると、体内で大量の活性酸素が産生されてしまい、これが私たちの細胞を傷つけてしまうのです。なので、活性酸素を取り除く効果があると言われるポリフェノールなどが、飲む日焼け止めには配合されています。その他としては、細胞のターンオーバーを促進してくれるビタミンCや、メラニンの生成を抑えるトラネキサム酸を配合したものも。でも、これは全て中からケアして、紫外線のダメージを軽減するものなので、紫外線自体を防ぐ効果はないのです。

結局、紫外線には塗ると飲む、どちらがいいのか?

ここまで読んでくださった方は、みなさんお分かりですよね。もちろん、より効果が高いのは「塗る」紫外線です。でも、インナーケアも一緒にやってあげられたら、もちろんベターです。なので、どちらか1つだけ選ぶとしたら、「塗る日焼け止め」がおすすめ。その上で、将来シミになったり肌が弛むことを防ぎたい!という方は、プラスのケアとして、飲む日焼けとめを摂ることをおすすめします。