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女性ホルモンと潤いの秘密
「更年期」って、最近はよく見たり聞いたりするワードですよね。でもほんの少し前までは、ちょっとネガティブなイメージがあったみたいで、私がTV通販にお世話になっていた時には、その言葉は言わないでくださいって指示があったくらい。でも最近は、女性の体のことをちゃんとオープンに考えていきましょうという風潮なので、皆さんお悩みをオープンにして共有したりしていますね。とっても良いことだと思います。「更年期」と言われるのは、閉経の時期をはさんだ前後10年くらいのこと。この間に女性は、さまざまな心と体の変化を経験します。私がご相談を受ける中で特に多いのは、「急にたるみが気になるようになった」とか、「今までは普通肌だったのに、更年期に入って敏感肌になって化粧品がピリピリして使えない」。。というもの。
これ、原因は全て潤い不足から起こるのです。更年期に入ると女性ホルモンのエストラゲンが減少します。エストラゲンには、妊娠を司どるというだけではなく、体内で水分を抱えてくれるというもう一つの働きがあるのです。ですので、更年期に入りエストラゲンが減少し始めると、お肌が急に乾燥するようになり、ここからさまざまなダメージにつながっていきます。そして、この乾燥は実は肌だけではなく、体内でも起きてきているのです。
潤いが失われると。。
体内から潤いが失われると、どんなことが起こるのか。。もっとも分かりやすいのは関節の痛み。例えば、四十肩や五十肩と言われる症状。腕を上げるたびに激痛でお洋服を着ることができないというお話も聞きますが、これも体内の水分不足が大きな理由の一つ。その証拠に、病院に行くと痛みをとるためのブロック注射の他に、関節の動きをスムーズにするためにヒアルロン酸を注射されます。潤いが減ってしまうと、関節がスムーズに動かないため、腱鞘炎などにもなりやすくなってしまいます。また、もう少し年齢が行くと、膝が痛くて動きづらい。。というお悩みにもつながってきます。膝関節も軟骨部分の水分が失われることによって、骨同士が擦れて痛みが出てしまうのです。
プロテオグリカンは万能選手
プロテオグリカンのすごいところは、体内で水分を抱える力があるだけではなくて、自ら生み出せるように細胞に働きかけてくれること。プロテオグリカンの研究によると、プロテオグリカンにはヒアルロン酸産生作用があるのです。簡単に言ってしまうと、プロテオグリカンを摂取するとヒアルロン酸を外から与えなくても、お肌や体の中から自分の力でヒアルロン酸を生み出せるようになってくれるということ。その上、プロテオグリカンには保湿作用だけではなくて、骨の分解を抑える作用まであるの。だから、美容面だけではなく、健康にもなくてはならない成分なのです。加齢とともに失われていくプロテオグリカンだからこそ、早めに取り入れることで予防効果も期待できるのでは?と私は思います。今や人生は100年時代。だからと言って私たちは、平均寿命が70歳の頃よりもヒアルロン酸やコラーゲン、プロテオグリカンなど、健やかなお肌と体のために必要な成分が何倍も備わって生まれて来ているわけではないですよね。持ってる物が同じなのに寿命だけが伸びたら、問題がたくさん起きてきてしまいそう。。だからこそ、私は予防も兼ねて体内にある成分は補強しておくようにしたいと思っています。中でも美容・健康の両方から支えてくれるプロテオグリカン は万能選手!