肌荒れした時にやりがちなNGケア

マスク生活も3年目。夏になるとマスクの中は汗だらけ。。。でもマスクを外すことはできないので、肌荒れしてしまっている方も多いと思います。肌荒れは気持ちもダウンするので、何とかしようと皆さま色々と試されると思うのですが、実は”これはしない方がいい”と私がいつもお話しているNGケアがあるのです。

 

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汗が肌荒れにつながる理由

汗をかくと汗の水分で表面が潤っているように感じてしまいますが、実は汗をかくこと=乾燥が進むということにつながりやすいのです。水分は必ず蒸発するので、汗が蒸発する時にお肌の角質層の中の水分を一緒に持って蒸発してしまうから。今のように、お顔が常にマスクで覆われた状態ですと、長く汗をかき続けてしまうので、知らず知らずのうちに実は乾燥が進んでいる。。という状態になっているかも知れません。お肌は乾燥が進むとバリア機能が弱くなるため、外部刺激に敏感になります。実は、この刺激に弱くなっているお肌には絶対(と私は自分の体験から思っています。。)しない方が良いこと。。。があるのです。

肌荒れしているときのNGケア

私が肌荒れしているお肌に絶対してはいけないことですよ〜とお話しているのは、化粧品を変えること。肌荒れしていると、どうしても早く治したいと思うあまり、おすすめされたり、雑誌やネットの口コミなどで見た「効きそう」と思う化粧品を使ってみたくなりますよね?でも、実はこれがとてもお肌に負担になるのです。これは私自身が自分の肌で経験済です。化粧品はたった一つの成分のみで作られるわけではなく、通常、幾つもの成分が組み合わさってできています。「これが効く!」というニュアンスのことが書かれている場合、その化粧品のメイン成分を抜き出して特徴として書かれていますが、その他にもたくさんの成分が入っています。この、その他たくさんの成分の中に、もしかすると自分に合わない成分が含まれているかも知れません。その場合、敏感になっているお肌はさらにひどい肌荒れを起こすことがあるのです。

私の辛い体験談

私はこの「肌荒れした時に化粧品を変える」ことをして、考えられないような肌荒れを経験しています。若い頃、お友達に勧められた外国製の化粧品を使い出したのですが、普段できない吹き出物が少しできたのです。そこでお勧めいただいたお友達にお伝えしたところ、同じシリーズで敏感肌用があるので、そちらを使ってみてくださいと言われたので、敏感肌用を使い始めました。そうしたら、みるみる肌が赤くなり顔中に吹き出物が広がってしまったのです。もう、それはそれは見るも無残で、顔中にツルッとした皮膚がないほど、全てがデキモノで覆われてしまいました。急いで皮膚科に行きましたが、化粧品を使うことはもちろん、日焼け止めもだめ、水で顔を洗うことさえも止められ、1ヶ月は様子を見て過ごしてくださいと言われるほどひどいものでした。その時は、正直もう2度と綺麗なお肌には戻せないかも。。と落ち込みました。肌荒れしている時は、とにかく新しいものは使わず、使い慣れたものを使ってあげてください。そして、乾燥させないようにこまめに保湿してあげること。保湿が一番バリア機能アップにつながるからです。