化粧品は世の中に本当にたくさん出ていますよね。そして、お値段もお安いものから、高額なものまでさまざまです。化粧品は”きれいになりたい”という願いを込めて使うものだからこそ、効果を感じられることが大切なのではないかと思います。今回は、何を基準に化粧品を選ぶと良いかを、私なりにアドバイスさせて頂きますね。

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一番大切はポイントは。。。

化粧品を選ぶ時に一番大切なポイントは、美容成分の配合量だと私は思います。なぜなら、化粧品を作る時に美容成分の配合量の法律的な規定はないから。(医薬品・医薬部外品にはあります)ですので、簡単に言えば、何がどれだけ入っていても配合している以上は、その美容成分が入っていますとPRすることができてしまうのです。たとえば、ハリを与える美容成分の配合量が0.001%と微量だったとしても、◯◯成分配合で感動のハリへ!!という宣伝ができてしまうのが化粧品。例えば、美容成分50種類配合というような商品をPRで見かけますが、1種類づつのコストを考えたら、ひとつ一つの成分の配合は多くないのでは?と思ってしまいます。

美容と健康はつながっている

健康のためには、1日どのくらいのビタミンやミネラルが必要かということを、厚生労働省をはじめ、様々なところが指標を出していますよね。例えば、「日本人の食事摂取基準(2020年)」によると、成人した男女のビタミンC摂取目安は100mg/1日です。これが健康を維持するために欠かせない量という目安となります。私は、お肌も体の一部であるので、この「目安量」の考え方は大切ではないかと思うのです。ビタミンCをただ摂ればいいというのではなく、健康維持には100gが必要なように、お肌のために働く美容成分も、それぞれの成分がしっかり働くための配合量があると考えています。

効く化粧品の選び方

美容成分の配合量を記載する義務がないので、それぞれの化粧品にどのくらいの美容成分が入っているのかを知ることは難しいですよね。では、何を基準に選んだら良いでしょう? 大きなポンイトの1つは、やっぱりお値段です。高価と言われる美容成分をしっかりと配合しようと思えば、やはりコストはそれなりにかかってきます。例えば、ユニクロのカシミアを考えてみて。ユニクロがあれだけ大量に生産して、一生懸命にコストを下げる努力をして製品化しても、やっぱりカシミアは¥8000〜しますよね。ウールセーターのように¥2000〜で販売することはできないのです。でも、もしカシミア混(100%カシミアではなくて、数%だけカシミア入り)であれば、¥2000〜で販売可能ですよね。美容成分にも同じことが言えると思うのです。何がどのくらい入っているのかは、ある程度お値段で判断できます。なので、話題になっている高価な美容成分が配合されているのに、すごくお安い!!。。。というものは私はあまりおすすめできません。もちろん高い=良いものではありませんが、すごく安いから試してみよう。。というのが、実は一番もったいないお金の使い方ではないかな〜と思っています。